弁護士コラム

予防接種

弁護士 岡田 和也

病院のイラスト

そろそろインフルエンザがピークの時期だそうです。

既にインフルエンザにかかって大変な思いをされた方もいらっしゃると思いますが、あの高熱とせきとのどの痛みは本当につらいですよね。

私は、5年ほど前にインフルエンザにかかって寝込んでしまいましたが、ここ最近は、毎年、予防接種をしていることもあり、幸いインフルエンザにはかかっていません。

インフルエンザに限らず、かぜ全般についていえることは、

  1. かかる前に予防する
  2. かかった後に早く治す

ということだと思います。

ちなみに、私は、手洗いとうがいを頻繁にするとともに、体を冷やさないようにしてかぜを予防し、かぜをひいたかなと思ったら、すぐに病院に行って薬をもらい、ユンケルとビタミン剤を飲み、睡眠をたっぷりとって早く治すようにしています。

しかし、このようにかぜを予防していたにもかかわらず、昨年の年末年始にかぜをひいてしまいました。

私は、かぜをひいたり体調を崩したりすることはほとんどありません。

しかし、中学生から大学生のころ、テストが終わって夏休みと冬休みに入るときにかぜをひくことが多かったように思います。

また、弁護士になってからは、夏期休業と冬期休業に入るときに少し体調を崩してしまうこともありました。

どうも、それまでの張り詰めていた気持ちがゆるむのと、生活リズムが変わるのと、それまでに溜まっていた疲れが出るのとで、体調を崩しやすいようです。

ただ、おもしろいことに、今年も、仕事が始まるころには、崩れていた体調がすっきり戻っていました。

「病は気から」といいますが、実際に、心の状態が体の状態に及ぼす影響はかなり大きいのだと思います。

さて、

  1. かかる前に予防する
  2. かかった後に早く治す

ということは、弁護士の仕事についても当てはめることができると思います。

つまり、弁護士の仕事には、現実にトラブルが発生する前にトラブルの予防をしたり、裁判などを有利に進められるように対処したりするという事前の仕事と、現実にトラブルが発生した後にそのトラブルを解決するという事後の仕事とがあります。

事後の仕事が重要であることはいうまでもありませんが、私は、それと同様に、事前の仕事がかなり重要であると思うのです。

トラブルの中には、トラブルが起こるサインが出ているものがたくさんあります。

そのサインは、弁護士でも気づかないようなものもあるかもしれませんが、弁護士でなくても気づくものもあると思います。

そのようなサインに気づいたら、「大丈夫だろう。」「問題ないよ。」とやり過ごさずに、専門家に相談していただきたいなと思います。

早め早めの予防をした結果、トラブルが回避できたり、トラブルの重症化を避けることができたりすることが多いのです。

予防接種は少し面倒くさいものですし、少し費用がかかりますが、あの高熱とせきとのどの痛みを回避できたり、これらの症状の重症化を避けることができたりするありがたいものです。

弁護士の数が増え、市民の方の法律への関心が高まっている中、このような「予防」の発想が広まり、定着すればいいなと思っています。

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