弁護士コラム

継続

弁護士 岡田 和也

昨日、「DEEP PEOPLE」(ディープ ピープル)というテレビ番組を見ました。

NHKの番組で、午後10時から放送されていました。

私は、普段はNHKの番組はほとんど見ないのですが、たまたまテレビのチャンネルを変えていると、秋元康さんと小林武史さんとEXILE(エグザイル)のHIRO(ヒロ)さんが目に止まり、チャンネルを止めました。

 

ちなみに、どうでもいい話ですが、私は、司法試験の勉強をしていた学生時代の4年間は、全くテレビを見ずに過ごしました。

テレビを見ないというか、そもそも、下宿先にテレビを置いてもいませんでした。

定期的に、NHKの集金の方が、下宿先を訪問してきましたが、いつも、

「すいませ~ん、NHKの料金の集金に来ました~。」
「すいません、テレビは置いてないんですけど・・・。」
「えっ、テレビ置いてないんですか!?」
「はい、部屋の中、見られますか?」
「い、いや、結構です。またテレビ置いたら、教えてくださいね。」
 

というやり取りをしていたものでした。

さて、この「DEEP PEOPLE」(ディープ ピープル)ですが、番組のホームページによると、コンセプトは、同じジャンルで活躍する一流のプロフェッショナル3人が一堂に会して、司会者なしでトークをするというものだそうです。

新しい番組かなと思っていましたが、かなりの回数にわたって放送されていました。

過去には、「漫才師」、「戦場カメラマン」、「バレーボール・セッター」、「フォークボール」などのジャンルの括りで、一流のプロフェッショナルがトークを繰り広げていたようです。
 

私が見た今回の番組では、「音楽プロデューサー」というジャンルの括りで、トークがなされていました。

トークは、テーマ①「音楽プロデューサーの仕事とは」というベタなテーマから始まっていました。

しかし、3人のトークの内容は非常におもしろく、真剣に見入ってしまいました。

そして、最後の、テーマ⑥「究極のプロデュース術」では、秋元康さんが、「最終的には、プロデュースの究極って、継続だと思う。年取って、ちょっとキーが下がったり、声がしゃがれたり、そういうことも含めて向き合ったり付き合ったりすることがプロデュースなんだ。」という趣旨のことを言っていました。

アフターケア

 

なるほどなと思いました。

「継続」

単発的なヒットが多く、短命に終わることが多い音楽界や芸能界。

この世界で、根強く、しかも圧倒的な存在感をもって君臨している人たち。

この人たちが、究極的なものとして考えていることがこれなのかと思いました。

 

そうして感動した翌日である今日、かなり前に事件を依頼され、解決のお手伝いをさせていただいた方から、お電話がありました。

前に解決した事件のことに関連して、相談をしたいということでした。

私は、気軽にそのお電話で、相談内容をうかがい、すぐにしかるべき対処方法についてアドバイスをさせていただきました。


ただ、ふと思うと、民事事件にしても、刑事事件にしても、事件が一旦解決した後、そのことに関してさらに相談をしたいという方は、いらっしゃいますが、それほど多くないように思いました。

もちろん、事件が解決して、弁護士は全くいらなくなったよというのであれば、何の問題もありません。

ですが、中には、事件が一旦解決して、費用の精算もしているのに、さらに弁護士に聞いたりするのは抵抗があるという方もいらっしゃるのではないかと思います。

もしも、そのように考えておられる方がいらっしゃいましたら、是非、「ちょっと前の件のことで・・・」とご連絡いただきたいと思います。

もちろん、別の事件という形になって、追加の費用をいただく場合もあるとは思いますが、費用は相談料のみということも多々あると思います。

少しのアドバイスをさせていただくことによって、皆様の心配や不安が解消されて、一旦できた解決がよりよい解決となるのであれば、それは素晴らしいことであると思っています。

私は、自分が担当させていただいた事件については、継続的に、アフターケアをさせていただきたいと思っています。

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